マリア様がみてる イン ライブラリー
- 先日近鉄八尾に出向く機会があったので駅前の書店に寄りました。
マリみては自宅半径2キロほどにある書店には売ってなかったため、ひょっと
したらあるかもという期待で行きました。
半分諦めムードで入ったのですが、余裕で積んでありました。
むしろそっち系の漫画、小説類がかなり置いてありました。
駅前書店恐るべし…。
- 今回はあとがぎにもあるようにバラエティギフト2といった位置付けです。
一本の本編の周りを短編集で彩るといった所でしょうか。
以下ネタバレなので注意。
- 短編集の中でも目に付いたのはチョコレートコート。
レイニーブルーで語られてた一人のお姉さまと二人の妹の話。
上辺だけの話を聞いただけでもドロドロ展開でしたが、3人の馴れ初め、心情
などが解るにつれてなんとも言えない気持ちになったりしました。
こういった人と人の気持ちの縺れってどう解決するんでしょうねぇ…。
- あとはドリル。やっぱり祐巳の妹にはドリルがなりそうですね。
文化祭の時もそうでしたが、扉を開けてぶつかったエピソードも似せましたし。
そうなると可南子はどうなるのかな。可南子の処遇に注目したいと思います。
- 最後に清子おばさまのお話。最初「さーこ」ってあだ名から勝手に祥子様
のことと解釈して読んでいたので、オチには面食らいました。
祐巳の母親とこんな所でリンクさせるとも思いませんでしたしね。
親子共々小笠原家の人に憧れるというエピソードはとてもよかったです。
あと、やはり小笠原の人々は有利だと思いました。
- 今回で妹解決編かと勘違いしてたので肩透かしを食らいましたが、こういった
短編集も悪くないと思いました。
ただ桜組伝説は個人的にはいらなかったりw